使用上のご注意
7安全走行のために
本製品は、目的地までの道のりを、曲がり角ごとに案内をして誘導します。ご使用になる前に必ず、本書や注意事項などをよく読み、正しく理解して使用してください。
安全上の配慮から、走行中はテレビやビデオなどの映像を見ることはできません。安全な場所に駐車してパーキングブレーキをかけてからお楽しみください。なお、走行中であっても音声だけは出力されます。また、同様の理由で一部の機能で操作できないものがあります。
7本機の異常にお気づきのときは
本機の異常にお気づきのときは、まず故障かなと思ったらを参照して解決方法がないかお調べください。解決方法が見つからないときは、お買い上げの販売店またはJVCケンウッドスタマーサポートセンター(裏表紙)へご相談ください。
7本機のお手入れについて
操作パネルや本体部が汚れたときは、市販のシリコンクロスなどの柔らかい布で乾拭きしてください。
汚れがひどいときは、中性洗剤を付けた布で汚れを拭き取ってから、乾いた布で洗剤を拭き取ってください。硬い布やアルコールなどの揮発性の薬品は使用しないでください。
傷が付いたり文字が消えたりすることがあります。
7フィルムアンテナのお手入れ
- フロントウィンドウの内側を清掃する際には、フィルムアンテナを柔らかい布で優しく拭き取るようにしてください。汚れがひどいときは、水で薄めた中性洗剤に浸した布を固くしぼり、軽く拭いてください。アルコール、シンナー、ベンジンなどは使用しないでください。
- 一度貼り付けたフィルムアンテナは、はがさないようにしてください。機能が損なわれます。
7オートアンテナ(電動アンテナ装備車)の操作について
車両側のアンテナコントロール端子と本機のアンテナコントロール(ANT CONT)端子を接続しているときは、本機の電源をオンにするとオートアンテナが伸びます。天井の低い駐車場に入る場合などオートアンテナを下げたいときは、オートアンテナをしまってください。オートアンテナの設定をする(オートアンテナ装着車のみ)
7画面について
- 画面をボールペンなどの先のとがった物で操作しないでください。画面が損傷する場合があります。
- 画面に強い衝撃を加えないでください。故障の原因となります。
- 画面に保護用フィルムなどを貼らないでください。タッチ操作時に誤動作する場合があります。
- 画面に直射日光が当たらないようにしてください。直射日光が当たる状態で長時間使用すると高温になり、画面が故障する原因となります。
- 極端に高温または低温になると、表示の動きが遅くなったり、暗くなったりすることがあります。これは液晶画面の特性によるもので故障ではありません。車内が常温に戻れば回復します。
- 画面に小さな点が出ることがあります。これは液晶画面特有の現象で故障ではありません。
- 液晶画面の特性により、液晶を見る角度によっては表示が見づらいことがありますが、故障ではありません。
7結露について
寒いときにヒーターをつけた直後など、本機の内部に露(水滴)が付くことがあります。これを結露といい、この状態ではディスクの読み取りができなくなります。
このようなときは、ディスクを取り出して1時間ほど放置すると、結露が取り除かれます。
もし、何時間たっても正常に作動しない場合は、お買い上げの販売店へご相談ください。
7ナビゲーションについて
- 初めてご使用になるとき、または長期間ご使用にならなかったときは、現在地が正しく位置表示されない場合があります。しばらくするとGPSの測位により正しく表示されるようになります。
- 走行中は、安全のため、一部を除く細街路*は表示されません。ただし、以下の場合は走行中も細街路が表示されます。
- 細街路を走行中の現在地図画面
- 市街地図を表示しているとき
- マップマッチングしていないとき
- 駐停車中
- 細街路とは、幅員5.5m未満の道路のことをいいます。
7フロントパネルの安全装置について
(MDV-M911HDLのみ)
パネルの隙間にコードなどの異物を挟んで閉じたときは、安全装置がはたらき、フロントパネルの動作が停止します。この場合は異物を取り除いてから、再度操作してください。
7フロントパネルについて
(MDV-M911HDFのみ)
フロントパネルを倒す/戻すなど、動かすときは指を挟まないように注意してください。
7本機に記録された個人情報について
本機を譲渡したり、売却したりする場合などは、本機に記録された情報(例:登録地点や検索履歴等)を、必ずお客様自身によってデータを消去し、確認してください。
個人情報の消去は、 システムを初期化するで行うことができます。
なお、次のデータや設定は システムを初期化するでは消去できません。個別に解除/削除してください。
- 暗証番号の解除
- : 暗証番号を解除する
- 内蔵メモリ/SDカードに録音したデータ
- : 録音データを削除する
当社では未消去のデータの流出による損害等について、一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
7本機での個人情報を含む検索データの取り扱いについて
当社は、同データに収録された個人情報をその機能の実現のみに使用し、第三者へは開示しません。該当する個人情報の開示、訂正、削除などをご希望のお客様は、JVCケンウッドカスタマーサポートセンター(裏表紙)までご連絡ください。ご本人の確認および所定の手続きを経た後、対応が可能となる次回製品より、該当する情報の削除などを行います。
7電波について
本機は、電波法に基づく小電力データ通信システム無線局設備として技術基準適合証明を受けています(受けた部品を使用しています)。
したがって、本機を使用するときに無線局の免許は必要ありません。日本国内のみで使用してください。日本国内以外で使用すると各国の電波法に抵触する可能性があります。また本機は、以下の事項を行うと、法律で罰せられることがあります。
- 分解/改造すること
- 本機に貼ってある証明ラベルをはがすこと
- 本機のBluetooth®機能/無線LAN機能は2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯を使用します。
- 電波法により、5GHz帯(W52)の帯域を使用した無線装置は、自動車内に設置して使用する以外、屋外での使用は禁止されています(法令により許可された場合を除く)。5GHz帯(W52)を利用した無線LAN機能は、必ず自動車内でご使用ください。
- 本機は2.4GHz帯の周波数を使用しますが、他の無線機器も同じ周波数を使っていることがあります。他の無線機器との電波干渉を防止するため、以下の事項に注意してご使用ください。
使用上のご注意 本機の使用周波数帯(2.4GHz)では、電子レンジ等の産業・科学・医療機器のほか工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)及び特定小電力無線局(免許を要しない無線局)並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。
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- 製品に表示している周波数表示の意味は下記の通りです。
- 2.4:2.4GHz帯を使用する無線機器です。
- FH/DS/OF:FH-SS、DS-SS、OFDM変調方式を表します。
- 1:電波与干渉距離は10m以下です。
- 4:電波与干渉距離は40m以下です。
- :全帯域を使用し、移動体識別装置の帯域回避可能です。
- 使用可能距離は見通し距離約10mです。
- 鉄筋コンクリートや金属の壁等をはさんでトランスミッターとレシーバーを設置すると電波を遮ってしまい、音楽が途切れたり、出なくなったりする場合があります。本機を使用する環境により伝送距離が短くなります。
- 下記の電子機器と本機との距離が近いと電波干渉により、正常に動作しない、雑音が発生するなどの不具合が生じることがあります。
- 2.4GHzの周波数帯域を利用する無線LAN、電子レンジ、デジタルコードレス電話などの機器の近く。電波が干渉して音が途切れることがあります。
- ラジオ、テレビ、ビデオ、BS/CSチューナー、VICSなどのアンテナ入力端子を持つAV機器の近く。音声や映像にノイズがのることがあります。
- 本機は電波を使用しているため、第3者が故意または偶然に傍受することが考えられます。
- 重要な通信や人命にかかわる通信には使用しないでください。