スピーカーのクロスオーバー周波数を調整する
フロント/リアスピーカーとサブウーファーのクロスオーバー周波数とスロープ(減衰率)、サブウーファーの位相、スピーカーレベルを設定します。
- カットオフ周波数は、スピーカーにより異なります。
- フロント/リアスピーカー:指定した周波数よりも低い成分をカットする周波数。
- サブウーファー:指定した周波数よりも高い成分をカットする周波数。
この機能により、フロント/リアスピーカーでは低域成分、サブウーファーでは高域成分が出力されないようにできます。 - 各スピーカーやツイーターの出力レベルを変えると、トーンカーブ全体が上下に動きます。各スピーカーの出力レベルがそろうように調整します。
- スピーカー構成の設定でリアスピーカー、サブウーファーのスピーカー口径を“なし”に設定している場合は、それぞれのクロスオーバーは調整できません。
- カットオフ周波数とは、通過域と減衰域との境の周波数のことをいいます。定義としては、3dB落ちた周波数をカットオフ周波数といいます。
- 【MENU】を押して[情報・設定]▶[サウンド]▶[スピーカー]▶[クロスオーバー調整]をタッチする
- クロスオーバー周波数を変更するスピーカーをタッチする
- またはをタッチして、各項目を設定する
- [カットオフ周波数]:
- カットする周波数の値を設定します。
- “スルー”にすると、機能がオフになります。
- [スロープ]:
- カットオフ周波数で設定した帯域の音をカットするときの減衰率を設定します。
- 1オクターブ(oct)あたりの減衰率をdBで設定します。
- [スピーカーレベル]:
- スピーカーレベルを設定します。
- [ツイーターレベル]:
- ツイーターレベルを設定します。
- スピーカー設定でツイーターの口径が設定されている場合のみ設定できます。スピーカー構成を設定する
- [位相反転]:
- 位相の反転をする(チェックあり)、しない(チェックなし)をタッチして設定します。(サブウーファーのみ)